ブラック内職実情
風吹です。
ここのところNeNAの運営するWELQやMERRYが話題になっていますね。
毎日でたらめな記事を100記事も公開していたとして炎上し、
現在閉鎖に追い込まれています。
要約すると、クラウドワーカーと呼ばれる素人のライターさんに仕事を発注して、記事を作らせた。
他サイトの記事をパクって記事を作成することを推奨するマニュアルの存在も明らかになり炎上。
ネット上では、「文章や画像を盗用された」と言う声がたくさん上がった模様です。
クラウドソーシングでは、10年以上前から全般的に価格破壊が進行しています。
その影響で仕事を依頼する側は、ありえないくらい安い金額で仕事を依頼します。
クラウドワーカー自体は完全に飽和していますので、
やらなければ0円、やればすずめの涙と言うのが現状で、
どんなに安くても仕事を取ろうと必死な方たちが無数にいます。
ただ同然で請け負うわけですから、当然のことながら品質の高い記事は出来ません。
コピペやリライトが蔓延していて、まともな記事が作成されることはまずないです。
それでもなお価格破壊は進行しています。
今回の問題では、WELQやMERY、ランサーズなどが取り沙汰されていますが、業界そのものが完全に汚れきっています。
これをうけ、ランサーズは、新しくガイドラインを設けたとのこと。
- 第三者の記事や画像を無断コピーして記事を制作するように求める依頼の投稿を禁止
- 第三者の記事をリライトし、オリジナルのように見せる記事の制作依頼も禁止
- 医療や法的文書作成・旅行代理など、資格や許認可が必要な仕事の依頼もNG
- 薬の効用に関するコンテンツ制作を、薬剤師以外に依頼したり、病気の対処法に関する記事作成依頼で、提案資格に「特定の情報を調べ、それをまとめ記事などにできる方」と記載することも禁止
などなど。
汚れきったこの業界に歯止めが利くといいのですが。。